事前に約束しておきましょう
子供は買い物に連れて行くと、これ買ってとだだをこねることも少なくありません。
子供がだだをこねる度に買ってあげていては、我慢するという事も覚えず、お金もどんどん無くなります。
まずは買い物に行く前は、子供と約束しましょう。
今日は誕生日じゃないから何も買わないよ、ぬいぐるみや玩具は買わないよ、などと子供に言い聞かせて約束します。
そして買い物に行って、もしも子供が買って欲しいと言ったならば、買わないと約束したことを言って思い出させて、買わないで帰ってきましょう。
ただし、どうしてもという場合は、ジュースを買ってあげたり、お菓子を一つだけ買うなどして、そちらに気持ちを向けさせ、それで我慢させる方法もあります。
しかしこのような代わりの物を買ってあげるのは、毎回でなく、どうしてもという時だけにします。
買ってと大泣きしたらその場を離れましょう
子供は、買って欲しいために、その場で大泣きすることもあります。
このような場合は、親は子供を引きずって、外に連れて行くなどして、買って欲しい物が見えない所に連れて行きましょう。
そして、その場所に着いたら買わないということを良く言い聞かせます。
面倒くさくはなりますが、連れ出したら、そのままいったん家に帰っても効果的であり、子供も面倒だと感じて泣かなくなります。
または、子供が大泣きしたら、親はそのまま買い物を続けるという方法もあります。
そのときは、子供に早くしないと家に連れて行かないよ、などと声をかけると良いでしょう。
親がどんどん子供から離れていくと、自然と子供は親のところまで泣きながらついていきます。
大きな売り場であれば、子供を買って欲しいという商品のある場所に連れて行かないと言うのも良く、子供は商品が見えなければだだをこねることもありません。
一貫した姿勢を貫く
親として大切なことは、子供がどんなに買ってと泣いても、親が買わないと決めたら絶対に買わないことです。
一度子供が泣いたときに買ってあげてしまうと、子供は泣けば自分に思い通りになると、我が儘な子供に育ってしまいます。
ただし、大小かかわらず例外を作らないという姿勢を持つことは、口で言うほど簡単ではないです。
時間がない時でも、他人様の目が気になる場合もあるかもしれません。
しかし、1度買わないと判断したならば、子供が泣き叫ぼうが、床に寝転がろうが絶対に親は買わないようにします。
状況によっては、買い物を断念して帰ることもあるかもしれず、子供との根競べになります。
そうして子供は、親が買わないと言ったらかってもらえないということを学びます。
そして、最後には子供が買わないということを受け入れたら、しっかりと褒めてあげましょう。