現在は、全国的に「待機児童問題」が深刻化しているため、住む場所を決める際に、子供をかかえる世帯ほど悩んでしまう傾向にあります。転職や引越しで「子育てがしやすい街に住みたい」と考えた時、何を参考にして住まいを決めればいいのでしょうか。
市町村のホームページを確認する
「子育てがしやすい街」というのは、移住者にとっては魅力のある言葉です。そのため、市町村では「子育てのしやすさ」を大々的にアピールしているケースが多くなっています。
まずは、移住をしようと思っている市町村のホームページを確認して、どんな取り組みを行っているのかを確認してみるといいでしょう。子供のいる世帯に対して、どんな補助や優遇制度があるかを見れば、おのずと自分の家族が住みやすい街というのが見えてきます。
保育士のサポートが手厚い地域を探す
数ある都道府県や市町村の中でも、保育園の質が高い地域は、育児に対して積極的に取り組んでいると見ていいでしょう。
とくに、働き手となる保育士の方へのサポートが手厚い地域ほど、育児環境の整備に尽力しているケースが多くなっています。このようなデータも、移住を検討する際の判断材料になるため、街のホームページや機関誌などで確認しておくのをおすすめします。
また、千葉県の保育士求人や埼玉県の保育士求人のように、保育士の方向けの地域別求人情報なども参考になるでしょう。求人情報の募集要項には具体的な給与や優遇制度などが掲載されているため、地域が子育てに対してどれだけ積極的かが解るようになっています。
実際に住んでいる人の声を確認する
ちなみに、インターネットが発達した現代においては、特定の地域に住まう人のリアルな声を聞くことも容易でしょう。SNSやブログなどに記載された情報を頼りに、移住を検討している地域が子育てしやすいか否かを判断することも可能です。
ただし、いずれの情報も一側面だけで引越しを決めるのは早計なので、複数の情報を細かく見比べたうえで、移住するか否かを検討するのがいいでしょう。