甚平とは?
甚平は、丈が短くたもとのない和服で付け紐を結んで着るので帯を使わず楽に着れます。
全体的にゆったりとしており、通気性が良く、夏によく着る服です。
セパレートになり、下は半ズボンで子供は脱ぐのも着るのも簡単です。
夏だとお祭りで着ている子供をよく見かけ、また家で着ても構いません。
素材は綿や麻を使用しており、ポリエステルの素材もあります。
型の部分にははしごレースと言う、はしごのようなレースが入っているのが特徴です。
ただ最近の甚平では、はしごレースのないものもあります。
風通しが良いので、夏であっても、お腹が冷えることがあり、朝型や夕方以降であれば、薄手の肌着を着用した方が良いです。
色柄やサイズ
甚平を選ぶときに抑えておきたいのは、まずは色柄です。
チェックやボーダー柄などのカジュアルデザインは部屋着やパジャマ、イベント時などに適しています。
夏祭りやお盆には、和風の柄が良く、和柄の他に動物などの柄も似合います。
最近はキャラクターの柄の甚平もあるので、好きなキャラクターだと子供が喜びます。
サイズに関しては、上下で同じ柄を揃えるのが難しくそれぞれで柄が違うという場合もあります。
そのために、トップスが多少長くてもあまり気にはなりません。
袖もゆったりと出来ているので、よほど大きなサイズでなければ、少し大きめのサイズでも似合い、ゆったりと着ることが出来ます。
ただウエストのゴムが緩いとズボンが落ちるので、ウエストを基準にサイズを合わせると良いかもしれません。
子供によってはあまり着ても好かず、すぐに脱ぎたがる場合もあります。
Tシャツやズボンとは違うので、子供でも慣れるまでは動きにくいなど感じるかもしれません。
上着は紐で結んで着るタイプが多いですが、最近はボタンで留めるタイプもあります。
歩けるようになった子供であれば、膝が出るぐらいのサイズが歩きやすいです。
せっかく買っても着たくないと言われるとがっかりするので、子供と相談して買うと良いでしょう。
手作り甚平
甚平は手作りをすることも出来ます。
生地を用意しても作ることができ、綺麗な生地であれば手ぬぐいでも作ることが出来ます。
生地を用意して作れば好きな柄の甚平を作ることができ、また上下柄を揃えることも出来ます。
直接縫いの甚平は、裁縫初心者にも入門としてもおすすめです。
ミシンを使って縫うと時間がかかりますが、他の衣類と比べると簡単に作れます。
また多少サイズが違っても、甚平ならばそれほど気にならず、大きなサイズでもそのまま着られます。
もしも本格的に作るならば、ロール状の反物から作っても良いでしょう。
ポップやカジュアルに作るならば、洋服に使う生地を使っても構いません。
また少し凹凸のあるサッカー生地も甚平には最適です。