自分の家とは違うということを教えておく
ある程度子どもが成長して学校の友達ができてきたら、友達の家に一人で遊びに行くということも多くなります。
友達同士で仲良く遊んでくれるのはいいことですし、親としても多少自由な時間が作れるというメリットもあります。
しかし、人の家に行くわけですので、しっかりとマナーを守って家で過ごすように教えてあげないといけません。
自分の家と同じ感覚で走り回ったり、置いてあるものを動かしたり壊したりするようなことがあると、相手の家に迷惑をかけてしまいます。
こうしたことが起こらないように、友達の家に行く時には、前もって自分の家とは違うから、してはいけないこともあるということを話してあげましょう。
友達の家に行く途中にも気を付ける
友達の家にいる時だけでなく、そこに行く前の道のりも親にとっては不安な点です。
交通事故に遭わないかどうかという点もそうですが、子ども同士でよくあるのが、コンビニなどに寄って誰かにおごってもらい買い食いをするということです。
もちろん、たまにそういうことがあるのはいいでしょうが、それが習慣になると良いことではありませんし、他の親に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
また、直接友達の家に行かずに、どこかに寄り道をして遊んでくるということもあります。
事故に遭うリスクが高まりますし、ワンパクな子どもがグループにいるとイタズラをしている可能性もあります。
こうしたことを避けるためにも、子どもがどこかの友達の家に遊びに行った場合は、帰ってきた時に必ずどこかに寄ったのか、どんなことをしたのかを聞いてみるようにしましょう。
もちろん、責めるように聞いたり、ちょっとしたことがあるとすぐに怒ったりすると、次から本当のことを言ってくれなくなるので、普通の会話として聞くことが大事です。
その上で、もし良くない行動があったら、一緒に考えてなぜそれが良くないのかを話し合うようにしましょう。
交通事故を防ぐために
寄り道をすると交通事故のリスクが高まりますが、普通に歩いていても交通事故の心配というのはあるものです。
そのため、子どもにはしっかりと交通ルールを教えること、友達の家に遊びに行くにしても、いつも決まった道を歩くように教えましょう。
できるだけリスクを避けるためにも、知らないところは通らないというのがとても大事ですので、こうしたことを徹底させるのはとても大事です。
また、自転車で行くのであれば、ヘルメットをかぶることや、スピードを出さないことなどを、きちんと教えるようにしましょう。
地域で子ども向けの交通教室が開催されることもありますので、積極的に参加して子どもが事故に遭わないために気を付けることを、体験を通して学んでもらうこともできます。